歩いて来た人
- GUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKA

- 12 分前
- 読了時間: 2分
ゲストハウス庵(いおり)大阪 に、愛知県岡崎市の男性が宿泊されました!
ドアを開けて出迎えてみると、いかにも旅に慣れた感じのいでたちの男性が明るい笑顔でご登場。
迎え入れて、チェックイン・フォームに記入していただくにあたり、その身から荷物を外して床に置くときに目に入ったのは、その方がバックパックにぶら下げているボードに書かれた文字でした。
そこには、「岡崎城から松山城へ」とありました!!
なんと、愛知県岡崎市から愛媛県松山市まで歩いて旅しているのだそうです!
「今、51歳なんですけど、50歳で仕事を辞めて、それから歩いています。😎」と彼。
「岡崎市から東京スカイツリーまで歩いたのが最初でした。」
とのことです。
チェックインを済ませて、「これから、どこかにご飯を食べに行かれますか?」と尋ねると、「いえいえ、お風呂に入って、もう寝ます!」と。
「ずっと歩いてると、一日一食になりました。」だそうです。
「スカイツリーまで歩いたとき、一日一食になって、旅を終えたときに『どれだけ体重が減っただろう』と思って計ったら、1,2キロしか減ってませんでした。🤣」と彼。 「ずっと水を飲んでたからかもしれません。」と付け足します。
「脂肪より筋肉の方が重いって言いますしね。」と私も付け足しました。
「途中、全くなんの乗り物にも乗らずにここまで来られたのですか?」と聞くと、
「峠を越えるときに、どうしても歩きでは行けない所があって、見かねた人がクルマに乗せてくれました。」そうです。
それ以外でも、行き先を書いたボードをぶら下げて歩いているせいで、ヒッチハイクと間違われて、「乗っていく?」とよく声を掛けられるそうで、そのたびに「いえ、歩いて旅してるんで。」と丁重に断っているそうです。🤭
松山の実家のご両親には、心配をかけたくないので歩いて向かっていることは伝えていないとか。☕
最近、よく熊が出没しているので、それには注意を払いながら山を歩いているそうです。
旅のご無事をお祈りします。😉







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