ウミガメとスーツケース
- GUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKA
- 3月14日
- 読了時間: 3分
ゲストハウス庵(いおり)大阪 に、沖縄の女性が宿泊されました!
大阪芸術大学のスクーリングのために当館に来られたとのことで、一週間近く滞在されました。
今までも沖縄の方が当館に宿泊されたことは何回かありましたが、沖縄の方はお風呂に入るとき、おしなべて、湯船に浸かることなくシャワーするだけですが、この方は湯船に浸かっておいででした。覗いてはいませんが。
なんでも、「今まで、大阪や東京に行ったときにお風呂に入ったことがあって、もう、これないとダメ!ってなりました~!」とのこと。
「東京にお住まいだったのですか?」と聞いてみると、
「以前、バンドをやっていて、そのライブで東京に行くことが度々あったんです。」とその女性。
なんと、ライブで沖縄から大阪や東京、北は仙台まで行っていたそうで、
「では、プロ・デビューされていたのですか!?」と伺うと、ずっとアマチュア・バンドとしての活動だったそうです。
とはいえ、そのバンドは11年間も活動を続けたそうで、主要メンバーが結婚、この方も大学入学、を機に、今年の2月にバンド活動に終止符を打ったそうです…。
地元・沖縄では、釣りが好きだそうで、船で沖に出て魚釣りをするそうです。
釣りにまつわる、沖縄らしいエピソードを聞かせてくださいました。
なんと、魚を釣るはずが、ウミガメが釣れることがあったそうです!
釣り針に引っかかったウミガメは引き上げないといけないし、引き上げるのも重いし、どうにか引き上げた後で、釣り針を引っこ抜いてからウミガメを海に返すのだそうです。☕
一週間近く滞在された最後の夜、この方の大きなスーツケースの把手の部分が壊れたとのことで、接着剤は無いかと聞かれ、アロンアルファをお貸ししました。
それを使って把手を直したようで、アロンアルファを返してくださいました。
翌朝、沖縄へ戻る飛行機が朝早いとのことで、当館をチェックアウトするのも朝5時過ぎ。
私も4時半ごろからゲストハウス庵ラウンジの暖房を入れたりしていました。
コーヒーを飲んで、少しおしゃべりして、いざチェックアウトされるときに、その方の大きくて重いスーツケースを私が二階から降ろすよう申し出ました。別の部屋では別のゲストさんが就寝されている時間でもあり、静かに運ばなければなりません。
私が階段の一番上の段からスーツケースの把手を握って持ち上げたその瞬間、把手が握った手から左右に離れて、スーツケースが落ちて、そのまま階段をドンガラガッシャンと落ちていきました!!😱
アロンアルファで接着しても、スーツケースの重みにはかなわなかったようで、持ち上げた瞬間に把手がまた壊れたのでした…。
ゴロゴロと階段を落ちたスーツケースは階段下の壁に激突!
それがゲストさんに当たらなかったのは不幸中の幸いでした…。
結局、一時的にガムテープを把手に巻いてチェックアウトされました。
「今まで、バンドでいろいろなところに一緒に行ったスーツケースもこれでさよならです…。」と、悲しげでした…。😹
またお越しください~!✈

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