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  • 執筆者の写真GUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKA

様々な挨拶

更新日:2023年2月24日


とある土曜日の夜、電話でその日の宿泊の問い合わせがありました。

少し独特な話し方の男性で、クルマで来るので駐車場も利用したいとのことでした。


しばらくして当館のインターフォンが鳴りました。

ゲストハウス庵(いおり)大阪 ではそのとき小学生の男の子の英会話レッスンをしている最中でしたが、ドアを開けてお迎えすると、そこに立っている男性を見て驚きました。

浅黒い肌をしたその男性は、日本の方ではなかったのです。


もちろん、当館に宿泊される方は日本人ばかりとは限りませんし、今までも色々な国の方が宿泊に来られました。

しかし、今回は電話でのお問い合わせで、しかも、少し独特な話し方ではあったものの、流暢な日本語で、さらに、クルマで来るとのことでしたので、完全に日本人男性を想像していました。

日本人男性でも独特な話し方で日本語を話す方はいるので、そんな感じで捉えていたのですが、外国語訛りの日本語だったようです。


これは俄然おもしろくなってきました。😆

しかし、事前に宿泊ゲストさんの情報もなくお迎えして、この方には日本語で接するべきか英語で接するべきかどうなんでしょう…。

日本人以外にはみんな英語で、というわけにもいきません。

また、この方はいわゆる欧米の方ではなさそうです。

なので、もともと流暢に話されていた日本語で対応しました。


チェックイン・フォームを記入していただきながら少し会話して、聞いてみると、パキスタンの出身で日本に家族と住んでいるとのこと。しかもこのたび大阪へは仕事で来たそうです。


小学生の男の子のレッスンをしながらの対応になってしまいましたが、私が英語のレッスンをしているのを見て取ったゲストさんは、その男の子に英語で

'How are you?'

'What's your name?'

と話しかけてくださいました!😆


この男の子のレッスンではまだアルファベットの大文字と小文字を見分ける練習をしている段階で、ゲストさんの問いかけに男の子はまったく反応できませんでしたが、それはそれでこの子にとっても面白い体験だったのではないかと思います。🤗


それまで勤務していた大手英会話スクールを退職して私がゲストハウス庵を開いた当初、ゲストハウスの運営だけでなくマンツーマンで英会話レッスンもしようと思ったのは、ただ単にそれまでやってきたスキルを維持しようというものではなく、旅人を迎え入れるゲストハウスと、地元の人たちに英語を教える英会話レッスンとを合わせることで、地元の人たちと旅人たちとが交流できればいいな、という想いがあったのです。

特に、英語を習いに来ている受講生の方々が、宿泊に来た外国人の方々と英語でやり取りができれば、習った英語がその場で使えるというわけです!

また、旅人にとっても、地元の人たちと触れあえるのはいい経験となるはずです。

ゲストハウスやホステルでは、宿泊ゲスト同士が交流することはよくありますが、ゲストさんと地元の人たちとが触れあえるのもいいものです。🤗


さて、このパキスタンの彼は、日本の高校を卒業したという経歴の持ち主で、現在、20代でクルマ関係の仕事をしているそうです。

日本での生活、日本での仕事に慣れたので今後も日本で暮らしたいとのこと。

「今パキスタンに帰っても、どうやって仕事したらいいか分からない。」とこぼしていました。☕


一方、食事に関しては、パキスタンの料理の方がお好きだそうで、日本料理は彼にとってはスパイスが足りないようです…。

パキスタン料理はどんなものかと尋ねると、隣のインドの料理と似ていると彼。

私はインドに行ったことは飛行機の乗り換え以外ではないのですが、インドの隣のネパールに行ったことがあることを話すと、

「ネパールの料理も似てるでしょ?」と彼。

そこで私がネパールで撮ったネパール料理の写真を見せると、

「う~ん。違うね。」と彼。😇

日本でも地方によって料理が少し違うように、お互いインドの隣でもインドの北のネパールとインドの西のパキスタンとではやはり料理が違うのでしょう。🍵


翌朝、チェックアウト時に、

「部屋が綺麗だった」

「また用があったら来たい。よかったので。」

と言ってくれました。

「よかったです。」ではなく、「よかったので。」と、「ので。」で文を終えるところがまた日本人みたいでセンスを感じさせます。😎


彼の去り際に私は握手をしたかったのですが、彼のそんなジャパニーズな姿勢も相まってか、私は握手を控えました。そして、普通にお客様をお見送りする感じで、彼を見送ったのでした。


その日の午後、時間があった私は、前の日の夜に彼から教わった大阪市内のハラール料理店に行ってみました!その名も、「大阪ハラール料理店」。そのまんまなネーミングですね!!大阪市内にハラール料理店は複数あるようですが、それをものともしないこの堂々たるネーミング!まるで伊勢神宮の正式名称が「神宮」だけであるような感じでしょうか。


他にもハラール料理店がある中、彼が教えてくれた店に行ってみようと思い、行ったところは大阪市内のイスラム・コミュニティのエリアのようで、料理店の道路向かいにはマスジドがあり、近くにはイスラムの雑貨店もありました。マスジドという言葉をそれまで知りませんでしたが、アラビア語でいうモスク、礼拝堂のことだそうですね。


いざお店に入ってみると、スタッフはパキスタン人、メニューもパキスタンのものでした。そして、スタッフの男性陣はみなさん長い髭を蓄えていました。

料理は私が知るネパールやインドのものとは違う風味でした。

新しい体験でした。辛くて美味しかったです。


私が食べている間に、店に入ってくる常連客と思しき男性たちを迎え入れるスタッフさんは、大きな笑顔でお客さんにハグしていました。

これがパキスタンの挨拶の仕方なのでしょうか。

やはり、彼に握手をしておけばよかったです…。😇🍛


大阪ハラール料理店









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