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執筆者の写真GUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKA

四人家族

突然ですが、ゲストハウス庵(いおり)大阪 では、チェックイン時に記入していただくフォームに「職業」という欄があります。

これは当館が好んで設けている項目ではなく、法律で定められているものなのですが、職業という項目についてどう解答するかが日本人と外国人とで大きく違うというのをしばしば感じます。🍵

具体的にいうと、なぜか日本人は職業と問われているのに、職業形態ないし雇用形態で答えますね。つまり、「会社員」「自営業」「会社役員」「公務員」などです。

これを読んでくださっている日本人の方は何も違和感を覚えないことと思いますが、少なくとも英語で職業を聞かれたら「会社員」とか「自営業」とかではなく、'teacher(教師)' とか 'doctor(医師)' などと答えます。


どうですか? この方がよっぽどその人の生業(なりわい)や人となりが見えてきませんか?

逆に、「会社員」「公務員」などと書かれても、「公務員なら安定した給料がもらえるんだろうな。」ぐらいで、ほかに何も思い浮かんできません。☕

そんなゲストハウス庵 に、4人家族が宿泊されました!

旦那さんと奥様と、上の子は3歳、下の子は1歳未満。

例のチェックイン・フォームでは職業欄に「公務員」と記入されていました。


お父さんがサッカーをされていて、その練習試合で大阪へ来られたとのことでした。

ゲストハウスという施設や、私がゲストハウスを切り盛りしながら英会話レッスンもしているということには旦那さんの方が特に関心を示されましたが、以前宿泊されたドイツ人ファミリーの写真をお見せしてドイツ人の赤ちゃんの写真に「可愛い~!」と感嘆されたのは奥様の方でした。🤗


お子様は上の子も下の子もとてもフレンドリーで、言葉はまだ話せないけど下の子も笑顔で接してくれました。でも英単語のカードを見せると、口に入れようとしてしまいます。💦

一方、上の子は、「一人で歯を磨けるよ。」などと、初対面とは思えないほど気さくに話してくれました。🤗 また、英単語のカードを見せると上手にマッチさせて、中には英語で単語が言えるものもありました。🤗

そうこうしているうちに、上の子は私を「英語の先生」と呼ぶようになりました。


また、その子は同じ時に当館に宿泊していた別の40代の女性を見て、私に「おばあさんがいたよ~。」と言いました。😱


お、おばあさん…!?


それを聞くたびにお父さんが「『おばあさん』じゃない、『お・ば・さ・ん』!」と言い直させていました。なるほど、「おばさん」だったんですね~☕

しかし、お父さんに言われて言い直す男の子が言うのは、やはり「お・ば・あ・さ・ん」になってしまっていました~😇


お父さんから私の英会話レッスンについて少し聞かれたので、下は3歳から上は70代まで受講されていることや、対面レッスン、オンライン・レッスンの両方ともやっていることなどお話しし、ちょうどテーブルにあったテキスト2冊を指さして、「大人にはこういったテキスト、子供にはこういったテキストを使ったりしています。」と、かたやケンブリッジ大学出版のGrammar in Useを、そしてもう片方は学研の「小学校の英会話①」をお見せしました。

すると、驚いたことに、「あ、この方ですか!」と旦那さん。なんと、テキスト「小学校の英会話」の著者の方をご存知だそうです。

そこで明かされたのですが、このご夫妻は小学校の先生だそうで、その繋がりで「小学校の英会話」の著者の先生をご存知だそうです!

私は数年前から小学生に英語を教えるにあたり、市販のテキストで何かいいのはないかと探して見つけたのがこの「小学校の英会話」でした。以来、それを使ってレッスンをしていますが、まさか、その著者を知る人に出会う日が来るとは思ってもいませんでした。😇


「公務員」と聞くと、「お役所の人かな、先生かな、自衛隊かな。」などといろいろ想像できますが、先生だった、というお話でした。😉



3歳の男の子がなぜかソファの前に並べたゲストハウス庵の椅子たち。


小学校の英会話①~③まであります👐

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