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執筆者の写真GUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKA

水道屋さん

ゲストハウス庵(いおり)大阪 に、水道屋さんの研修生の方が二人、長期滞在されました!

去年も同じ研修で三名の関東の男性が長期滞在されましたが、今回は二名とも九州の男性でした。

毎日、ほぼ休みなくお仕事をされていました。


お一人は熊本市からお越しで、ご自身で会社経営をされながら、このたび、配管の仕事に就くことに決めたそうです。経営されているお仕事は派遣業だそうで、それとは別にご自身で仕事に就くことにしたのは「じっとしているのが好きじゃないんですよ。」とのこと。

滞在された当初は、お仕事から戻られたと思ったら電話やパソコンでご自身の会社の業務処理をされていました。経営されていた美容院がコロナ禍で大きな影響を受けたこともあるそうです。


また、2016年の熊本地震では、地震発生当時、夜中のことで、自宅で寝ていたところで寝室の物が倒れ込んできて、この方のすぐ横に落ちたそうです。

それからすぐにクルマで宮崎県の実家へと避難したとのことでした。


もうお一方は福岡県から来られた25歳の男性。

いつもいろいろお話ししてくださる、とてもひょうきんな方でした。

ゲストハウス庵で英会話レッスンを提供しているのを受けて、

「英検3級だけは持っています」としながらも、

「3級の面接に行ったら、面接官が学校の担任の先生で、日本語で会話して合格になりました!(笑)」だとか。


一方、こちらでの配管のお仕事はとても大変だったようで、仕事の依頼があれば、ここ大阪府藤井寺市から大阪府内のみならず奈良や京都まで駆けつけるそうです。


大手配管業者との違いとして、急を要する依頼にもすぐ駆けつけるそうで、その分も込みの価格設定とのこと。でも、見積もりは無料、さらにクーリングオフも可能だそうで、

遠路はるばる京都あたりまで駆けつけて、見積もりだけで終わった件もあったそうです。


さらにひどいのは、水道の詰まりを直した後でクーリングオフを申請されたこともあるそうで、モノを売る商売と違い、サービスを提供する仕事のクーリングオフとなると返却のしようがありません。結果として泣く泣くタダ働きとなったとのことでした…。


そんなこんなで二か月近く滞在されたお二方でしたが、これからは地元・九州で水道屋さんとして自分の屋号でやっていくそうです!

Good luck, you two!!


写真はイメージです。


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