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  • 執筆者の写真GUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKA

大津から来たサイクリストと余呉の米




ゲストハウス庵(いおり)大阪 に、滋賀県大津市の男性が宿泊されました!

事前にいただいたお電話で、自転車で来られるとのことでした。


チェックイン予定時間通りに来られたその男性は、20代半ばと思しき若い方で、とても真面目で律儀そうな雰囲気の持ち主でした。


ロードバイクで来られたとのことですが、大津から自転車で来たのではなく、当館がある大阪府藤井寺市と川を挟んだお隣の大阪府八尾市の八尾駅までは自転車と一緒に電車で来て、そこから自転車で来たとのこと。

ここまで自転車で来ることが目的ではなく、翌朝、サイクリスト仲間のご友人と合流して大阪府柏原市を経由して、奈良県に入って奈良県大和高田市まで自転車で行くのだそうです。


この男性、生まれは三重県、家族で引っ越して暮らしたのが兵庫県神戸市、大学は京都大学、そして現在は滋賀県大津市で勤務されているという、近畿地方を点々とされている方でした。

今まで当館に宿泊された大学関係の方々や、以前私が英会話レッスンを担当したことのある大学の先生がたの逸話も交えながら、この方と大学や大学の先生についてのお話しで盛り上がりました。🤗


この方がチェックアウトされた直後に、以前のブログ記事で触れた、有栖川有栖という作家による「マジックミラー」という小説を読み始めました。

以前のブログ記事で書きましたが、以前当館に宿泊された関東の女性がこの小説の大ファンで、いわば聖地巡りの一環で南河内に来られていたのですが、その小説の中に藤井寺市の近くにある大阪府河南町の平石という地区が出てくるので、そこまで行ってきたという方でした。


いざ読み始めると、物語の最初の舞台は琵琶湖畔でした。

殺人事件の犯人を捜すストーリーで、事件は琵琶湖の北にある余呉(よご)という町で起こります。琵琶湖の南にある大津も出てきます。

それを読み始めて、「ああ、あの男性が宿泊される前に読み始めていれば…。」と悔やまれました。というのも、サイクリストの彼は、琵琶湖畔をよく自転車で走ると話してくれていたのです。季節によっては湖畔を走るサイクリストが少なくて走りやすいのだとか。


この小説は様々なトリックが絡み合っているのですが、そのうちの一つが北は東北、南は福岡まで及ぶ電車と飛行機のネットワークです。この本の中に地図や時刻表も掲載されていてストーリーをさらに面白いものにしています。


そんなある日、わたしは朝と午後1時の英会話レッスンの受講生の方がお休みされて時間ができたので、Googleルート検索をしたうえで、紅葉を見るために京都府京田辺市の一休寺まで行ってきました。


子どもの頃にかなり影響を受けた一休さんの終の棲家を訪れ、紅葉を堪能し、京田辺駅に戻り、電車に乗って帰路に就いたのですが、乗り換えの木津駅のモニターで衝撃のニュースを目にします。JR大和路線が事故で運休だというのです!!

私が利用しようとしていたルートは、JR東西線で京田辺駅から木津駅、JR奈良線で木津駅から奈良駅、同じ電車がJR大和路線になって奈良駅から柏原駅、近鉄道明寺線で柏原駅から道明寺駅、近鉄南大阪線で道明寺駅から藤井寺駅、という、3回の乗り換えを駆使して、しかし午後1時に京田辺駅を出て藤井寺駅には午後2時半過ぎには到着するというものでした。

それが、木津駅のモニターでは「運転再開は14時15分を予定しています」とあります…。😖

その日、私は午後1時の英会話レッスンがキャンセルになっていましたが、午後3時30分から別の英会話レッスンがありました。14時15分の運転再開でギリギリ間に合うかどうか…。また、その時間に運転再開できるかどうかも定かではありません。私は他のルートを検索し始めました。

道中の電車の中で時刻表が関連する推理小説を読んでいたのが、自分が現実の世界でルート検索とにらめっこすることになるとは…。😐


そこで、私はひらめきました✨


事故で運休しているのはJR大和路線で、私が利用しようとしていた区間は奈良駅と柏原駅。

以前、奈良を訪れたときの記憶をたどり、一旦、奈良駅で電車を降りることに決めました。

JR奈良駅を出て、奈良の市街地を歩き始めました。

いや~、京田辺市の一休寺を訪れた平日の午後に奈良の街を歩くことになるとは…。

そうして私が向かった先は、JR奈良駅から徒歩10分ちょっとのところにある、近鉄奈良駅でした。事故があったのはJRだったので、近鉄なら遅延なく帰れるはず。

こうして、近鉄奈良駅から大阪鶴橋駅に着き、そこからJRで鶴橋駅から天王寺駅、そし近鉄南大阪線で阿部野橋駅から藤井寺駅へと戻ることができたのでした~😎👌


それからさらに数日たったある日、藤井寺駅の近くの行きつけの米穀店に新米を買いに行ったところ、初めて見たお米が入荷されていたのですが、なんとその産地が滋賀県の余呉でした!!もう、即買いでした(笑)!😆


一休寺にて撮影

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