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執筆者の写真GUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKA

ミネソタ在住、南部訛りの旅人

ゲストハウス庵(いおり)大阪 に、アメリカ人男性が宿泊されました!


すでに定年退職されているというこの方、東南アジアを巡った後、韓国を訪れ、その後、福岡から日本入りし、広島、神戸、そして大阪へとやって来ました。


話し出したら止まらない人で、

「広島は日本のほかの町と人の雰囲気が違うな。広島の人たちは俺や周りの人間に対して干渉しないどころか、興味も示さないようだ。自分たちそれぞれのやることをやってるって印象だ。」などと、チェックインの時に長々と語り始めました。


また、「カンボジアでは店によって料理の質が大きく違い、当たりはずれが多かった。いっぱしのホテルの料理でさえ、そうだった。なので、そのうち俺はカンボジアのカンボジア料理に見切りをつけ、日本食を食べていた。カンボジアで日本食レストランに落ち着いたんだ。その方がよっぽど安定していた。」と語ります。


彼の話しは、ひとつのことを語るときも必ずストーリー仕立てで、まるで物語の朗読を聞いているようでした。彼の英語の語彙、言い回しなどなど、まさに言葉を紡いでいくようなストーリーテリングでした。ときには、 'There was so much...' と言いかけて、瞬時に 'so many options' と、'much' と言いかけた後で 'many' に言い直すこともありました。☕


もうひとつ面白かったのは、彼はアメリカはミネソタ州在住とのことで、ミネソタ州といえばアメリカ合衆国の北部。個人的にはボブ・ディランの出身地として認識しているところです。しかし、この彼は南部訛りの英語を話していました。普段は直に聞くことのない、映画やネットで触れるぐらいしかないアメリカ南部訛りですが、直に聞くのは面白い経験です。🤗 チェックアウト時に彼にそれを指摘すると、やはりもともとの出身はミシシッピ州だかどこか、アメリカ南部の州でした。

そんな彼、見た目はクリント・イーストウッド、話しっぷりはウィリー・ネルソンかキース・リチャーズといった渋い男性でした。




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