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執筆者の写真GUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKA

世界旅行:高地とコーヒー

昨年から頻繫に ゲストハウス庵(いおり)大阪 に宿泊してくださっている和歌山のファミリーのお話です。


和歌山県有田川町からはるばる大阪府藤井寺の当館まで泊まりに来てくださるのは、小学生の息子さんのサッカーチームが大阪府八尾市にあるからだそうです。

ご夫婦はご結婚後に二人で三年間かけて世界旅行をされたという経歴の持ち主で、普段の話の流れがきっかけとなって、世界旅行の時のエピソードを話してくださることもあります。世界旅行で訪れた国は40か国以上で、それ以外の旅も含めると、奥様が訪れた国の合計は70か国にも上るそうです!また、旦那様は旅行ガイドブックを作る仕事もされていたので、お仕事で各国を訪れることもあったそうです。


そんなご家族が、息子さんの中学校進学のタイミングで、この春、奈良に引っ越すことになりました。


南北に隣り合わせの和歌山と奈良ですが、和歌山の方が温暖だそうで、その分、冬の間は家の中が寒いそうです。奈良の方が寒い分、室内は奈良の方が暖かいそうです。☕

そんな和歌山のお家で、普段、就寝時に、三人家族みなさんで一緒に寝るそうですが、お父さんの布団が窓際らしく、そこがそのお部屋の中で最も寒いとのことです。そこで、お父さんは「山登りの時に重宝していた」という寝袋の中に入って寝ているそうです。


そこで、山登りのことについて伺うと、ネパールのヒマラヤ山脈、アフリカのキリマンジャロ、南米の高地について語ってくださいました。


これらのような高地に登るときには、何日もかけてゆっくりと登山していくそうです。そうすることによって、体を高度に徐々に慣らしていくそうで、そうやって高山病を予防するのだそうです!


また、南米ペルーでは、マチュピチュよりもクスコの方が標高が高いとか、ボリビアのウユニ塩湖もかなり標高が高いとか。実際に行った人から聞くと説得力があります!


南米やキリマンジャロと聞いて、思い当たったのがそれらの地域がコーヒーの産地であるということでした。そこで、世界旅行の中で、特に印象に残ったコーヒーはあったかとお聞きしたところ、南米でもキリマンジャロでもなくエチオピアとの答えが。

確かにエチオピアもコーヒーの名産地ですね。

しかし、エチオピアのコーヒーが印象的だったのはその工程にあったそうです。

なんと、本場エチオピアでは、注文を受けてからコーヒー豆を炒るそうで、炒った豆から抽出された出来立てほやほやのコーヒーが提供されるとのことですが、注文してからコーヒーが出されるまで1時間かかるそうです!!☕

エチオピア自体がゆっくりと物事が進む国だそうで、特に男性があまり働かず、女性が働いているそうです。😅


そんな濃いエピソードを沢山話してくださるこの和歌山ファミリーが宿泊に来てくださるのもあとわずかとなりましたが、「奈良に遊びに来てください!飲みに行きましょう!!」と言ってくださいました!お引越し先のすぐ近くにはビール醸造所もあるようです!!🍻

ありがとうございます!

写真はイメージです。

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