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執筆者の写真GUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKA

フランス人とアメリカ人とマレーシア人と日本人が来た週末

とある週末に、日本人、フランス人、アメリカ人、マレーシア人の人たちが ゲストハウス庵(いおり)大阪 に宿泊されました!


そのうちの一人、アメリカ人男性は当館に二泊されました。

アメリカはテキサス州出身の彼は、日本をバックパッカーとして旅していて、大阪市内に泊まっていたのですが、当館の近くに日本人の友人がおられるそうで、当館滞在一日目はその彼とディナーに行くとのことでした。なんでも、その彼とは中米を旅していたときに知り合ったそうです!


そして、翌朝、彼の当館滞在二日目、午前中に外出してからず~っと帰ってきませんでした。😶


その日の夕方、フランス人男性がチェックイン。

チェックイン・フォームに記入していただいた職業名は 'Postman' 。

郵便屋さんですね。🤗


フランス人の郵便屋さん。📨


そこで私は、「じゃあ、ラブレターとかを届けるのが君の仕事なんだね?💌」と振ってみました。すると、彼は、

「う~ん、請求書の方が多いかな。」と返してきました。😎


この方も日本を巡る旅をしているという方で、当館のウェルカムドリンクでは「ぼく、フランス人だから。」とひと言添えて、ワインを注文。大阪府柏原市のカタシモワイン「キング・セルビー」を堪能され、「おいしい!」とのコメントをいただきました~!😆


今まで東京、京都、神戸、大阪を旅してきて、翌日には帰国予定とのこと。

「日本はどう?」と聞くと、

「東京以外はどこも気に入ったよ。とても素晴らしい。」と彼。

京都、神戸、大阪はどこも見どころ満載で気に入ったそうです。

一方、東京は、「着いて二日目にはもうイヤになったよ。」と彼。

「みんな忙しくて、他人に無関心で。ぼくが外国人だからそう感じるのかも知れないけど。」と付け足します。


私が、以前フランスに行ったとき、パリよりも南フランスの方が人がフレンドリーで街の雰囲気も良かったという話をすると、彼も同意してくれました。私が南フランスのモンペリエという町に行ったことを話すと、「僕が生まれた町だよ~!」とのことでした。🤗


さらに、「英語が通じる日本人がほとんどいなくて驚いたよ。」と彼。

一方で、日本にはアニメや漫画が好きで以前から来てみたかったそうで、来日する前に抱いていた日本のイメージと実際に来てからの印象も変わらないと話してくれました。

日本のアニメ等を日本語で視聴するか吹き替え版で視聴するかという話にもなり、彼は「日本語は端的に表現できるのがスゴイね。英語やフランス語だと、一文一文が長くなってしまう。」と分析していて、そこで私が

「確かに、日本語は主語や目的語を省いて話すから文が短くなるね。それが当たり前な日本人にとって、しっかり文を作って話さないといけない英語が難しいというのも一因だね。」と言うと、彼は納得してくれました。


そうして彼と話していると、日本人男性が一人チェックイン。

関東から来られた若者で、大阪市内のアニメのイベントに行ってきたとのことでした。


さらにその後にはマレーシア人男性がチェックイン。

東京にお住まいで、東京の大学に通っているという留学生でした。


時を同じくしてゲストハウス庵・別館には日本人男性二人組がチェックイン。

こちらは、なんと、キックボクシングの選手だそうで、翌日に開催されるキックボクシングの試合に出場するために投宿されました。


翌朝、ひとりまたひとりとチェックアウトされていきます。

そんな中、前の日の朝から見かけなかったアメリカ人男性が外から帰ってきました。😶


たまたま私が見かけなかったのではなく、はたして、前日の朝に外出してから24時間近くの間、帰ってきていなかったのです。

「おかえり!」と言う私の驚きと笑顔の混じった表情に応えるように、はにかみを湛えた表情で頷き、彼は

「とても疲れたよ…。」と第一声。

前の夜、飲みに行って、何軒かハシゴしたのちにクラブへ行き、そこで一晩中過ごし、朝になって電車で帰ってきたが、電車の中で眠ってしまい、車掌さんに起こされたときに

「(そのとき)ここにいたよ」と彼がスマートフォンのルート検索の英語表記で見せてくれたのは

≪Kawachi Nagano≫とありました。河内長野駅…。近鉄南大阪線の終点のひとつで、藤井寺よりだいぶん先です。☕

やっと当館に帰ってきた彼は午前中、少し遅くまで寝て、チェックアウトしました。😉


フランス人の郵便屋さんと。



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