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執筆者の写真GUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKA

コンテストで1位を取ったら異動だ!!

ゲストハウス庵(いおり)大阪 に、沖縄出身の20代男性が宿泊されました!


大手航空会社に勤務されているこの男性、入社して最初に就いた部署はお客さんからの電話を受けるコールセンターだったそうです。

コールセンターのお仕事というと、苦情対応などにストレスを感じるというのはよく聞きますが、この方の場合は、ストレスの原因はお客様の苦情対応ではなく、職場の管理システムとそれを管理している上司にあったそうです。トイレに行くときはトイレに行くというボタンを押してから席を外すそうで、昼休憩に出るときは昼休憩というボタンを押すそうです。そして、トイレから戻ると、「○○君、やけに長かったね?」や、「昼休憩の時にトイレ行かなかったの?」などとチクリと小言を言われるそうです。😤

また、お客さんからの電話に出ているときには一人ひとりのお客さんの電話に対応している時間をカウントされ、かかっている時間が長い場合は早く終わるようにジェスチャーで促されるそうです…。🤮

さらに、お客さんから電話がかかっていて、他の電話に対応していてその電話に出れない場合もあるそうですが、それはあるべきではないこととされ、減点対象だそうです…。🤮


そんな環境にウンザリしていた彼は、異動したいと申し出て、異動させてくれないのなら辞めると伝えたそうです!

すると会社側は、全国規模で行われる話し方コンテストで1位を取ったら異動を許すとしたそうです。

そして、参加者100人だったか1000人だったかの中で、彼は晴れて3位になったそうです!

1位ではなく3位だったけど、北海道、近畿、九州などのエリアの中の彼がいたエリアでは彼が1位だったそうです。👏


そして、晴れて空港勤務となり、ハブ空港のグランドスタッフとなったのが2019年のこと。

日本の玄関口で日本人や外国人の搭乗の手伝いをする役割でしたが、翌年にはコロナウイルスが猛威を振るい始めます。

コロナ禍は航空業界全体に大きな打撃を与え、空港スタッフの中には退職や休職を促された人や出向という形で他の業種に就いた人も多かったそうです。政府もGoToトラベルなどと旅行を促したりもしていますが、この方いわく、コロナ禍でビジネスパーソンの出張が激減したのが空港にとって大きな痛手だそうです。確かに、オンライン・ミーティングなどが主流になり、出張しなくなりましたね。今後はコロナが明けても在宅勤務にシフトする企業や会議はオンラインにシフトする企業もあるそうですから、この痛手は別の解決策を模索する必要がありそうでうですね。


この男性は、コールセンターでしごかれた経験からか、とても物腰柔らかで丁寧な口調の方で、また、お話しも上手で、普段は宿泊ゲストさんに話しかけておもてなししている私が

このときは逆にもてなされているかのようでした☺


またお越しください!!✈



写真はイメージです。


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