ゲストハウス庵(いおり)大阪 に、兵庫県の男性が宿泊されました。
最初に電話でお問い合わせをいただいたのですが、白内障の手術を受けるので、静かで落ち着ける宿泊施設が必要だとのことでした。
そのため、当館の相部屋プランではなくひとりじめプランをご予約されました。
宿泊当日、ドアを開けてみると、スーツに上質そうなコートに身を包んだ初老の紳士が、片目を分厚いガーゼで覆われた状態で立っていました。
片目ずつ手術をするとのことで、とある土曜日に一泊、さらに次の土曜日にもう一泊されました。
チェックイン時に記入していただくチェックイン・シートも、「ほとんど見えない」という状態だったので、私が代筆しました。チェックイン・シートには 職業の欄があるのでお尋ねしたところ、「医者です。」とのことでした。
ガーゼをしている方の目は見えず、もう片方の目は白内障で常に白い靄がかかったような感じだそうです。
手術後はお風呂もお酒もタバコもダメだそうで、「酒は我慢できるけど、タバコがダメっていうのはキツイですねぇ。」と、こぼされていたので
「ドクターなのにタバコ吸われるんですか~?」とお尋ねすると、
「(喫煙しているドクターは)沢山いますよ。」とのお返事でした。😅
ご自身は皮膚科の先生だそうで、兵庫県にお住まいですがクリニックは大阪市内にあるそうです。白内障手術といえば藤井寺にある、いのうえ眼科 が名医だそうで、はるばる藤井寺まで来られたとのことでした。
ウェルカムドリンクのコーヒーを飲まれながら、当館のBGMに言及され、そこからこの方の好きな音楽の話になりました。以前はクラシック、現在はジャズがお好きだそうです。
ジャズの生演奏を聴きに行くことがあるかと伺うと、以前よく行かれていたという、神戸にある「ソネ」というお店を紹介してくださいました。どうやら神戸は日本のジャズの発祥の地だそうで、そのことについて伺うと、ジャズのような西洋文化はそのほとんどが横浜か神戸から入ってきたものだろう、と話してくださいました。
ソネというお店にぜひ行ってみたいものです。☕
いのうえ眼科
ソネ
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