ゲストハウス庵(いおり)大阪 では、ゲストハウスの宿泊のほかに英会話レッスンも行っていますが、日本語レッスンを受講されているアメリカ人男性もおられます。
今年最初の日本語レッスンで、開口一番、このアメリカ人男性はどこで覚えたのでしょうか、
「あけおめ!ことよろ!」と、大きな笑顔で言い出しました!!😆
それから、普段通りのレッスンの内容を始めましたが、あるタイミングで彼がオンライン・レッスンの画面越しにあるものを見せてくれました。
それは、リング留めされた単語カードでした。
「80語ある。」と彼。
今までのレッスンで習った単語を単語カードにまとめたそうです。
そこで、それらの単語を読み上げてもらいました。
ひとつめに彼が読み上げたのが、
「ねつちゅうしょう」
でした。
早速、わたしはそれが「ねつちゅうしょう」ではなく「ねっちゅうしょう」であることをホワイトボードを使ってお伝え。
彼が単語カードを作っていたことに感激しましたが、さらに、彼はそれらの単語を漢字で書いていて、それにも感激しました!!わたしはレッスンでは基本的にひらがなで単語を書いていて、「山」や「川」などのシンプルな漢字のみ、漢字で書いていました。
しかし、彼は「熱中症」など、画数の多い漢字も含めて、頑張って漢字で書いていました!
彼とのレッスンではいつも、日本語の面白さや難しさに気づかされ、受講する彼も、担当している私も楽しんでいます。
たとえば、「お風呂に入る」と日本語で言った場合、シャワーだけ浴びるのか湯船に浸かるのかハッキリしないこともあることに触れ、「湯船に浸かる」という表現をお伝えしたことがありました。そのとき彼は、わたしがホワイトボードに「ゆぶね」とひらがなで書いたのを見て、「それは hot water(湯)の boat(船) って意味かい?」と英語で聞いてきました。
確かに、言われてみればそうですね!🤣
お湯の船。面白いですね~♨🤣
また、ある日のレッスンで、「首」という言葉を使った身体の部位が「首」のほかに「手首」「足首」「乳首」とあることを彼は大いに面白がっていました。🤭
確かに、英語ではそれぞれ 'wrist(手首)'、 'ankle(足首)'、 'nipple(乳首)' と、個別の単語が存在します。
逆に、胴体の上に頭があるので首、腕の先に手があるので手首、脚の先に足があるので足首、と言っても乳の先には何もないのに乳首はなぜかと言われても説明できません…。🥺
さて、直近のレッスンの話に戻ります。
ひとつひとつ、単語カードの単語を読み上げてもらいましたが、「熱中症」、「秋学期」、「除夜の鐘」など、読み上げるのが進むにつれて季節も移り変わりを感じます。🤗
「このレッスンのおかげでこれだけ単語が増えたよ。」と彼。🤗
「(読み上げることで)単語のおさらいになったけど、去年全体の振り返りにもなったね。」とわたし。
思えば、彼が最初の体験レッスンを受講したのが去年の1月。ちょうど1年が経とうとしていました。🤗
彼の日本語も大いに上達しました。👐
Comments